「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」

著者 香取貴信

感動したり心に響くところが多く、涙が出そうなシーンが何度もあり、とても良い本でした。

まずこの香取さんという人自体がすごいなあと感心しました。

もとヤンキーで高1からディズニーランドでアルバイトを始めたようですが、こんなにアルバイト初日の頃から細かな所まで繊細に思い出して書けること自体に感心した。普通ならここまで思い出せないだろうし、言われた言葉を事細かにここまで思い出すことは不可能に近いと思う。

もしできるとしたら、毎回日記やノートに書き記しておき、反省したり、よく考えて日ごろからしていたりとかかな。自称ヤンキーとは言えども、この本を読んでいて、香取さんは素直なヤンキーという感じなのだろう。まあヤンキーというキャラクターには当たらないと思えたが。ヤンキーがこんなに一生懸命仕事して、しかも3年間続けるなんてできないと思う。とにかくよく叱られていて、でもそのことを毎回きちんと受け止めたり、覚えていたり、素直に反省したりと、香取さんの人間性自体もすごいと思いました。

その場面での香取さん自身の感情なども書いたりしていて、確かに(笑)とか思えたり、けっこう素直に書かれている印象があり余計に面白く読めたんだろうと思う。

この本を読んで、改めてこういうエンターテインメントで働いているスタッフの方々も一生懸命努力しているんだなぁ、と再認識できました。

そしてまた久々にディズニーランドに行きたいなと思えました(^O^)

この本は社員さんたちにも是非読んでもらいたいなと思い、購入した本。

皆もディズニーのこの本を読んで少しでも仕事への意識や取り組みがより良くなってくれたら嬉しいです。

以下読んでいて、気になったところ、心に留まった部分を列挙してみました。

●勤怠報告書とは、遅刻や欠勤などで、決められたシフトで勤務できなかった場合に、その理由と、今後どうするのかという防止策などを記入する書類です。

記入したら直属の責任者と面接し、責任者にもコメントを記入してもらい、アドバーバイザーに提出します。提出された書類は、課内で一定期間、保管されます。

実は、この紙を一度でも書くと、その後の人事考課の際、どんなに他の評価が良くても、勤務意欲とチームワークの項目で減点対象となります。また、この紙が累計勤務時間1000時間の間で3枚以上になると顛末書に変わり、場合によっては契約更新が不可になってしまう、恐ろしい紙なのです。

●「お前の能力が足りないから終わんないだけだろ!なのに会社は、お前のために残業代を払うのか?」

 「よーく考えてみろ!この残業代は、今日来てくれたゲスト(お客様)のお金だぞ。能力が足りないなら自分で勉強しろ!お前は責任者だろ。いつまでも時給感覚でいるなよ」

●人間、最初に受けた感動は絶対忘れないから。

●みんなが言いにくいことを、きちんと伝えるのが、本当の先輩や上司なんじゃないのかな・・・・。人間、みんな弱いからさ、人に嫌がられることや嫌われることを考えたら、言いたくないじゃん。

●俺たちは、まだまだプロじゃない。プロに比べたら、表現力や話術なんて、全然かなわない。でも、一生懸命に全力ですべてのガイドを回ることはできる。そこが、今のお前になくて、今日のトレーニーにはあったんだな。うまくやろうとしなくていいんだよ。お前が最初にデビューした頃のように、いつでも全力で一生懸命にやるんだよ。

●“サービスは掛け算”なんだよ!

●大切なのは、サービスに関わる私たちの「新鮮さ×技術」の面積の大きさだと教わりました。新鮮さと技術の両方が高ければ、面積は大きくなるわけです。入社間もないころの私たちは、技術はなくても、新鮮さがある状態です。毎日の繰り返しで技術を高め、新鮮さを維持できれば、面積の大きい状態でサービスを提供できるのですが、時間の経過とともに技術は高くなったのに、当初のような新鮮さを失ってしまう・・・。これでは入社当時と面積そのものは変わらないわけです。

読んでいてためになる、心に響く言葉やシーンは多かったですが、人それぞれ感じ方や響くシーンが異なると思いますので、気になる方はぜひご覧になってみてくださいね。

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