こんにちは♪女爵芋です!
今日は、ついに念願の エシレバター(ÉCHIRÉ) を手に入れたので、その感想レポをお届けします。
エシレバターとは?
フランス西部の小さな村「エシレ」で作られる発酵バター。
100年以上の歴史を持ち、A.O.P.(原産地呼称保護制度)にも認定されている、まさに 本物の高級バター です。
パリの高級ホテルやパティスリーでも使われており、「世界で愛されるバター」として有名です。
購入場所と値段
今回購入したのは 伊勢丹の食料品売り場!

30グラムで 726円。
やっぱり高いですね〜!スーパーで買う一般的なバターとは訳が違います。
ちなみに、都内では「伊勢丹新宿」「三越」「エシレ専門店(丸の内)」などで買えますし、通販でも手に入ります。
実食レポ:米粉食パン×エシレバター
「せっかくなら最高の状態で食べたい!」と思い、家に帰って米粉の食パンを焼きました。


ナイフで切り取ったエシレバターを、熱々のパンにのせて、溶ける前にひと口…。
その瞬間、私は小さな衝撃を受けました。
濃厚なのに重くなく、ふわりと溶けていきます。
乳の甘さの奥に、土や牧草や風の気配が潜んでいて、ただの油脂ではなく「フランス西部の風景そのもの」を食べているような錯覚に陥ります。
ただのバターではありませんでした。
それは、私の中の「パンにつける脇役」という浅い認識を静かに裏切り、体の奥にまで染み込んでいきました。
小説『butter』を思い出す
この体験で思い出したのが、小説『butter』。
登場人物たちがバターを通じて、自分の欲望や過去を直視するように、私にとってもエシレは「食べたい」「満たされたい」という根源的な欲求を引き出す存在でした。
罪深いほど美しく、抗えない。
カロリーや値段といった理性の声は、エシレの香りの前では意味を失ってしまいます。
「食べ物には、人生を変える力がある」
そう思わせてくれる、数少ない一品でした。
おすすめの食べ方
エシレバターはそのままパンにのせるのが一番の贅沢。
でも他にもこんな楽しみ方があります。
・クロワッサンにのせて「贅沢バタークロワッサン」 に!
・クッキーやフィナンシェに混ぜると、香り高い焼き菓子に !
・グリル野菜やステーキにひとかけのせると、料理が一気に格上げします。
・もちろんそのままご飯にまぜて「バターライス」も最高!
まさに「シンプルを特別に変える魔法のバター」です。
まとめ:一度は食べるべき贅沢体験
エシレバターは確かに高い。
でも、一度食べれば「知ってしまった人間は戻れない」魅力を持っています。
特別な日の朝食や、ご褒美のティータイムにぜひ試してみてください。
私はまた記念日に買いに行こうと思います♪
それでは!また次回のブログでお会いしましょう!