こんにちは、女爵芋です。
今回は「大阪・関西万博2025(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN)」に行ってきた時の体験レポをお届けします!
ニュースやSNSなどでも話題が尽きない大阪万博。
「チケット予約が難しい」「混雑がすごい」「思ったより楽しい」など、さまざまな声が飛び交っていますよね。
私たちも実際どうなのか気になり、思い切って2日間にわたって現地を体験してきました。
今回の記事では、初日の午前中の様子を詳しくレポートします。
■ 新幹線で早朝出発!ワクワクの幕開け
1日目は早朝、始発の新幹線に乗って新大阪駅へ。
朝の新幹線って、旅の始まりを感じさせてくれてワクワクしますね!
新大阪駅に到着したあとは、大阪駅まで電車で移動し、そこからシャトルバスで会場を目指します。
このバスが結構長くて、約40分ほどの乗車。車窓から見える大阪の街並みを眺めながら、「いよいよ万博だ〜!」という気持ちが高まっていきました。
■ 西ゲート到着!チケットと入場手順
今回、私たちは西ゲートから入場。
大阪万博ではチケット購入の際、「東ゲート」か「西ゲート」のどちらかを選ぶ必要があります。
東ゲート:公共交通機関を使う人向け
西ゲート:タクシーやシャトルバス利用者向け
SNSやネット上では「東ゲートの方が混む」との情報もあったので、初日は西ゲートにしてみました(2日目は東ゲート予定)。
シャトルバスが万博会場に到着したのは9時40分ごろ。

チケットは9時入場枠だったので、すぐにゲートへ向かいます。

手荷物検査を通過して中に入るまで約15分。想像していたよりスムーズでした。
入場すると、すでにたくさんの人が!

人気キャラクターのミャクミャクと写真を撮る人たちで賑わっていて、会場は早くも熱気に包まれています。
そして目に飛び込んできたのが、話題の「大屋根リング」!
実物は想像以上のスケール感で、圧倒的な存在感。写真で見るよりずっと迫力がありました。
■ 万博最大の試練!?当日予約の戦い
大阪万博では、多くの人気パビリオンが「事前抽選」または「当日予約」で入場が制限されています。
私たちは2日目にひとつだけ事前抽選が当たっていましたが、1日目は完全に予約なしの状態。当日予約でどこまで楽しめるのか、まさに挑戦です。
入場して5分後、公式サイトから当日の予約受付がスタートしました。
私たちが行きたかったのは、
中国館、いのちの未来、EARTH MART、住友館、大阪ヘルスケア、クウェート、null2、トルクメニスタン
この中にも当日予約が可能なパビリオンがいくつかあるので、なんとか予約を取りたいところ……。
しかし、アクセスが集中しているのか、サイトが重くてなかなか繋がりません。
繋がっても「満席」ばかりで、何度もリロード。
ようやく「予約可能」の文字が出ても、「人数分の枠が取れません」と表示されることもしばしば。
私たちは2人組なのに、2人で取れない…。
これ、団体の方々はどうしているのだろう?と思わず首をかしげました。
そしてついに、「未来の都市」パビリオンの14時枠が予約できた時は、本当にホッとしました。
全くのノーマークのパビリオンでしたが、当日予約が取れただけでもありがたい。
それだけ競争率が高いのです。
■ 「並ばない万博」は本当?実際は…
公式には「並ばない万博」と言われていますが、実際は“予約が取れた人だけが並ばない万博”です。
予約なしだと人気館は2時間以上待ちが当たり前。
例えば、私達が訪れた日、フランス館は2時間半待ちでした。
小規模なパビリオンでも1時間は軽く待ちます。
そして問題なのが、当日予約システム。
スマホ操作に慣れていない人には非常に厳しく、瞬時の判断が求められます。
会場内に設置された「当日登録端末機」も、2時間待ちの列。ようやく順番が来ても、空き枠がなければ終了。
つまり、“並ばないために並ぶ”という矛盾が生まれているのです。
高齢の方やスマホ操作が苦手な人にとっては、かなりハードルが高い仕組みだと思いました。
予約制の便利さと引き換えに、システムの複雑さを痛感しました。
■ LINE抽選パビリオン住友館の落とし穴
また、一部のパビリオンではLINEによる当日抽選も行われています。
たとえば住友館。
1日8回抽選があり、私たちも2日間とも応募しましたが、見事に全敗。
しかも、後で知ったのですがこの抽選は「並ぶ権利」を得る抽選!
つまり当選しても“すぐに入れる”わけではなく、“並ぶ資格”が与えられるのです。
人気が集中する昼以降は、抽選に当たっても行列ができていました。
「これは本当に“並ばない万博”なのだろうか…」と苦笑い。
■ 並ばず楽しむ!穴場パビリオン巡り
私達は気を取り直して、並んでいないパビリオン巡り作戦に切り替え。
訪れたのは、
バングラデシュ館、セネガル館、チリ館
などの小規模パビリオン。




展示は主に電子パネルや紙のボードで、各国の名産品や技術、日本との関係性などが紹介されています。
正直なところ、内容は少し薄めで、「もう少しインタラクティブな展示があればなぁ」と感じました。
とはいえ、各国の文化を一気に見て回れるのはやはり楽しい体験です。
次に訪れたのはコモンズエリア。

ここにはタンザニア、スロバキア、モーリタニアなど、普段あまり馴染みのない国々のパビリオンが集まっていました。


世界には本当に多くの国があるんだと改めて実感。
フォトスポットも多く、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。

■ まとめ:大阪万博1日目の感想
1日目を終えて感じたのは、「万博は体力とスマホ操作が命」ということ。
展示そのものよりも、予約システムとの格闘時間の方が長かった印象です。
ただ、会場の雰囲気や建築のスケール、各国の文化に触れられる空間としての魅力は確かにありました。
何より、あの「大屋根リング」を生で見られただけでも感動です。
次回は、この日の続きを詳しくお届けします。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。