【大阪・関西万博2025レポ④】外観だけでも感動!特徴的な海外パビリオンを一挙紹介

女爵芋

こんにちは!女爵芋です。

今日も引き続き、大阪・関西万博レポをお届けします。

予約が取れないと中々パビリオンの中に入れない大阪万博。

でも!

外観だけでも本当に見応えがあり、

まるで世界中を歩き回っているような気分になれるほどのスケール感。

ということで今回は、

私が実際に現地で見て印象に残った各国パビリオンの外観をたっぷりご紹介します!

オーストリアパビリオン|「未来を作曲」する木のらせん

まずご紹介するのは、音楽の国・オーストリア。

外観は、楽譜をモチーフにした約16.5メートルの木製らせん構造物。

「未来を作曲する」というテーマのもと、空へ向かって伸びるように設計されています。

まるで五線譜が天に続いていくようで、

木の温もりと音楽のリズムを感じる優美なデザイン。

木材の香りがほのかに漂い、近くに立つだけで心が落ち着くような雰囲気でした。

自然とアート、そして音楽を融合したパビリオンです。

スペインパビリオン|海と太陽をテーマにした爽やかな建築

続いてはスペイン。

外観は「海と太陽」をモチーフにデザインされています。

日中の青空と建物の曲線が調和して、とても爽やか。

白と青を基調とした外壁が輝き、

まるで地中海沿岸に建つ美術館のような雰囲気です。

太陽の国スペインらしい明るさと自由な造形に、思わず見惚れました。

フランスパビリオン|銅色に輝く洗練の螺旋階段

フランス館は、光沢のある銅色の螺旋階段が印象的。

モダンでありながらも芸術性が高く、

まさに“エレガンスと知性の融合”といったデザインです。

階段部分が外からも見えるため、フォトスポットとしても人気。

夕陽に照らされると銅色が一層深みを増し、

「さすが美の国フランス…!」と思わずため息が出ました。

マルタパビリオン|映像で変化する神秘的な外観

マルタ館は建物全体が巨大なスクリーンのようになっており、

遺跡や海、石造りの街並みなどが映し出されるたびに印象が変わります。

映像によって色彩や雰囲気が刻々と変化し、

まるで生きている建築。

一瞬一瞬が異なる表情を見せるため、何度でも見たくなる魅力がありました。

クウェートパビリオン|翼のように広がる優美な曲線

クウェート館は、流れるような曲線が特徴的。

まるで翼を広げたようなフォルムで、

風を受けて今にも飛び立ちそうな軽やかさがあります。

砂漠の国クウェートを象徴するような、

“風と光”をテーマにした優美な外観でした。

中国パビリオン|巨大な書物のような圧巻の建築

中国館は圧倒的な存在感!

古代中国の書物「竹簡」や「巻物」をモチーフにしたデザインで、

建物全体が開かれた書のような形をしています。

外壁には「金文・篆書・隷書・行書・楷書」の五つの書体で、

論語や古代詩歌など119の漢詩や名文が刻まれているそう。

近づくと一文字一文字の彫りが繊細で、

まさに“巨大な書の芸術作品”。

荘厳で静かな迫力に圧倒されました。

null2パビリオン|生きているように変化する「動く建築」

今回特に印象に残ったのが、この「null2」パビリオン。

外観は滑らかな鏡面ミラー膜で覆われており、

周囲の風景や光を反射しながら常に形を変えていきます。

まるで呼吸しているかのように、

風が吹くたびに表面が波打ち、ゆっくりと動く姿は圧巻。

時おり「ゴーッ」という低い音が響き、

まさに“生きている建築”。

見る角度や時間帯によってまったく異なる印象を与え、

一番入ってみたかったパビリオンでしたが、入場できず残念でした!

ポルトガルパビリオン|風に揺れる無数のロープが幻想的

ポルトガル館は、無数のロープが建物全体を包み込むデザイン。

風が吹くたびにロープがゆらゆらと揺れ、光を受けてキラキラと輝きます。

日中は柔らかい印象、夜はライトアップされて幻想的。

シンプルながらも動きのある建築で、

「風そのものをデザインした建物」といえるでしょう。

フィリピンパビリオン|織物で包まれた巨大タペストリー

フィリピン館はなんと、約212枚もの伝統的な織物で覆われています。

建物全体がまるで巨大なタペストリーのよう。

一枚一枚の布には地域ごとの文化や色彩が表現されており、

遠くから見ると一つの大きなアート作品のように見えます。

伝統と現代建築の融合が美しく、南国らしい温かみが感じられました。

韓国パビリオン|存在感ある大型パネルが印象的

韓国館は、外観に配置された大きなパネル群が特徴的。

角度によって見える模様や色が変化し、

未来的でありながらも“韓国文化”を感じるデザインになっています。

全体的にスタイリッシュで都会的。

フォトスポットとしても人気があり、多くの来場者が写真を撮っていました。

アゼルバイジャンパビリオン|伝統美と現代建築の融合

アゼルバイジャン館は、伝統的な幾何学模様と現代的な建築技法を融合させた外観。

アーチや装飾のパターンが繊細で、まるで宮殿のような優雅さがあります。

金色と白を基調とした外観が光を反射し、どの角度から見ても美しい建物でした。

パソナ館|アンモナイトと鉄腕アトムが空を指すピンクの建物

最後にご紹介するのは、日本企業の「パソナ館」。

外観はアンモナイトの螺旋をモチーフにした淡いピンク色。

そして先端には、なんと鉄腕アトムが空を指さして座っているんです!

遠くからでもすぐに分かる可愛らしさとインパクト。

未来と人間の可能性を象徴するような、夢のあるデザインでした。

外観だけでも楽しめる万博の魅力

大阪・関西万博では、パビリオンの中だけでなく外観そのものが一つのアート。

歩いているだけで世界中の文化・技術・美意識に触れられるのが魅力です。

今回ご紹介したのはほんの一部ですが、

どのパビリオンも国の個性や文化を建築で表現しているのが素晴らしかったです。

それではまた次回のブログでお会いしましょう♪

タイトルとURLをコピーしました