【大阪・関西万博2025レポ⑤】マルタの伝統パン「フティーラ」と夜の噴水ショー&UAEパビリオン見学体験!

女爵芋

こんにちは!女爵芋です。

今日も大阪・関西万博の現地レポートをお届けします。

今回は、1日目の夜の出来事。

マルタパビリオンでの夕食から、夜の噴水ショー、そしてラッキーな入場ができた「アラブ首長国連邦パビリオン(UAE館)」まで、たっぷりとレポします!

◆ マルタパビリオンで「フティーラ」を購入!ユネスコ無形文化遺産の味

1日中歩き回っていたので、お腹もぺこぺこ。ということで、マルタパビリオンの売店で販売されていた「フティーラ」を購入することに。

15分ほど並んでようやく購入。フティーラはマルタ伝統のパン料理で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。聞くだけで期待が高まります。

メニューは2種類。

・ベーコンと卵のフティーラ

・ツナ、オリーブ、ケッパーのフティーラ

どちらも1つずつ注文しました。

パンの外側はやや硬めで、中はもちっと柔らかい!

ツナの方はオリーブのコクとケッパーの酸味・辛味がほどよく合わさり、とても奥深い味わい。個人的にはこちらが好みでした。

ベーコンと卵の方は、想像どおりの間違いない美味しさ。

ただ、どちらも出来上がりから少し時間が経っていたようで、パンが冷たく硬くなっていたのが少し残念。温かければもっとおいしかったと思います。

1つ1800円と高めで、サイズも大きくはありません。正直、コスパは微妙ですが「文化遺産の味」を食べられたという満足感はあります。ビールにも絶対合う味でした。

◆ 夜の噴水ショー!…期待を超えるかと思いきや?

食後は楽しみにしていた噴水ショーへ。

近くで見られる「予約席」は抽選制で、残念ながら私たちは外れてしまいました。

そこで、予約なしでも見られる一般エリアから観覧することに。

私たちのいた場所は、予約席のすぐ後方。距離的には近いのですが、トイレの建物が視界を遮り、全体があまり見えません…。これは正直、予約席からも見づらいのでは?と思うほど。

さらに、ストーリー仕立てのショーだったようですが、音が小さくほとんど聞こえない!

もう少し音量を上げてほしい…と思ってしまいました。

噴水に映像を投影したり、高く水が噴き上がる様子は確かに綺麗でしたが、全体的には「感動」というほどではなく、正直ディズニーシーの噴水ショーの方が数倍スケールが大きく感じました。

とはいえ、幻想的な雰囲気の中で観る夜の万博は、それだけでも十分特別な時間でした。

◆ ラッキー!「アラブ首長国連邦(UAE)」パビリオンに待ち時間ゼロで入場!

噴水ショーのあと、ドローンショーが始まるまで少し時間があったので、夜の万博会場をぶらぶら。

すると、なんと昼間は長蛇の列だった「アラブ首長国連邦パビリオン」が、夜は待ち時間ゼロに!

これはチャンス。即入場しました。

建物の中に入ると、ふわっと広がる独特の甘い香り。ナツメヤシの香りだそう。

日本ではなかなか嗅ぐ機会のない香りで、まるで異国の市場に迷い込んだような感覚になります。

内部には、高さ16メートルの巨大な柱が90本も並び、その迫力に圧倒されました。柱にはナツメヤシの素材が使われており、UAEの象徴を表しているとのこと。大地から空へとまっすぐ伸びる姿は、まるで砂漠の中にそびえ立つオアシスのようです。

展示内容はやや少なめで、全体的にはあっさりとした構成。正直、これを何時間も並んで見るのは少しつらいかもしれませんが、待ち時間ゼロなら十分楽しめました。

また、館内にはレストランも併設されており、「ラクダのミルク」など珍しいドリンクが提供されているそう。

私たちが訪れた時は営業時間外で飲めませんでした。

◆ まさかのドローンショー中止!そして帰りの大混雑…

いよいよドローンショーの時間!

…と思いきや、まさかの悪天候で中止。

たしかに小雨は降っていましたが、すでに止んでいたのに残念。

風が強かったのかもしれません。

仕方なく会場を後にし、ホテルに帰ることに。

東ゲートから電車で帰る予定でしたが、SNSで「帰りは大混雑」と言われていたので、少し時間をずらして退場する作戦に。

一度西ゲート側まで移動し、ゆっくりと東ゲートへ。到着したのは21時ごろ。

しかし、そこには予想を超える人の波が!

駅に入ることすらできず、係員の指示でぐるぐると迂回ルートを歩かされます。人の多さはまさに“地獄絵図”。

40分ほどかけてようやく駅構内へ。電車もぎゅうぎゅう詰めで、誰もが疲れ切った表情をしていました。

昼も並び、夜も並び…まさに「忍耐と体力を試される万博」。

それでも、1日を通して本当に濃く、忘れられない体験になりました。

◆ まとめ

マルタの伝統パン「フティーラ」は、冷めていても異国の味を感じられる一品。

噴水ショーは音量など課題がありつつも、夜の会場を彩る美しい演出でした。

そしてUAEパビリオンでは、中東の香りとスケール感を全身で感じられました。

夜の万博は、昼とはまったく違う表情を見せてくれる場所。

ただし、帰りの混雑は想像以上なので、時間に余裕を持って動くのがおすすめです。

それでは、また次回の万博レポでお会いしましょう!

タイトルとURLをコピーしました