こんにちは♪
万博最終日の続きです。
ポーランドを後にした私たちは、以前から外観が気になっていた トルクメニスタンパビリオンへ行くことに。

ふだん並ぶことが大嫌いな私たちですが、「一度くらい並んでみよう」という流れになり、40分ほど列に並んで入館しました。
行ける可能性が“ほぼゼロ”の国…だからこそ貴重!
トルクメニスタンは元ソ連の一員でしたが、ソ連崩壊後に独立し、現在は世襲の独裁国家。
首都アシガバートでは政府系の建物がすべて白い大理石で造られていて、
「世界で最も大理石張りの建造物が集まった場所」 としてギネス記録にもなっているそうです。
天然ガスが豊富で世界第5位の埋蔵量を誇るため“リッチな国”に見える一方、
以前はガス価格の下落でハイパーインフレに陥り、国民が食料危機に直面したこともあったとか。
そして極めつけは——
日本から自由旅行ができない国!
ビザ取得には“トルクメニスタン側の招待状”が必要で、行ける可能性はほぼゼロ。
これはもう、万博で見ておくしかありません!
館内はアラバイ犬だらけ!? 文化紹介が面白い
館内に入るとまず、大きなスクリーンでトルクメニスタンの紹介。

中でも強く印象に残ったのが アラバイ犬。
どうやら神聖視されているらしく、映像のあちこちに登場します。
2階には文化紹介コーナーがあり、多くの人が足を止めていたのが 日本語の教科書。
ページをめくると、そこに現れるのは堂々たる大統領の御姿。
少し前のものなのか、前大統領が載っているバージョンもありました。
トルクメニスタン料理体験!まさかの“2時間待ち”
ちょうどランチの時間だったので、パビリオン3階にあるレストランへ向かうと……
階段まで続く大行列!

気合を入れて並び、合計2時間かかりました。
夫と一緒にドラマを見たりお喋りしたりしていたので、意外と楽しかったです。
店内は広々としていて、異国情緒たっぷりの可愛い空間でした。


注文した料理はこちら!
・パロウ 3750円
・ソムサ 3200円
・紅茶 700円
・コーヒー 300円
・シェキシェキ添えアイスクリーム 1300円

合計 9250円!
万博価格、すごい……!笑

︎ ▶︎パロウ
お肉・玉ねぎ・にんじんが入った炒飯のような料理。
見た目はチャーハンに似ているけど、味はまったく別物!
スパイスがほんのり効いていて深みのある味わいで、
「説明できないけどめちゃくちゃ美味しい!」 と素直に思えました。
トマトサラダもついてきて嬉しい。
▶︎ソムサ
パリッとしたパイ皮に包まれた一品。
中にはかぼちゃが入っているようですが、あまり主張は強くなくて全体的にあっさり。
ソースをつけることで味の変化が楽しめる、バランスの良い料理でした。
▶︎ シェキシェキ添えアイスクリーム
これが本当に驚き!
暑くても溶けにくく、濃厚だけど重くない新食感スイーツでした!上にかかったパウダーが“甘じょっぱくてちんすこうのような味がしました。
不思議なのに美味しくて、クセになるデザートでした。
トルクメニスタン館のレストラン、並んでも食べる価値あります!
テラスのフォトスポットも可愛い
食後にテラスに出ると、フォトスポットがたくさん。
異国らしさ満点で、思わず写真を撮りたくなる空間でした。

行列でヘトヘトになりつつも…行ってよかった!
たくさん並んで疲れた私たちは、そのまま万博を後にすることに。
なかなかパビリオンに入れなかったり、
人の多さに少しイライラしてしまう場面もあったけど、
ふり返れば 全部ひっくるめて良い思い出。
イスを持ち歩いてくれたり、並ぶのに付き合ってくれたり、
何から何まで支えてくれた夫には感謝しかありません。
本当に行ってよかった!!
次回のブログでまたお会いしましょう♪

