こんにちは、女爵芋です。
今日は、私の大好きな国産ブランドサーモン「絹姫サーモン」を使ったディナーを紹介したいと思います。
スーパーでよく見かけるチリ産サーモンとの違いや、実際に調理して食べた感想も詳しくお伝えします。
◆ 絹姫サーモンとは?
「絹姫サーモン」は、愛知県設楽村、岐阜県高山市、郡上市など、清らかな山水で育てられる国産の養殖トラウトサーモンです。
名前のとおり、絹のようにきめ細かく、なめらかな舌ざわりが特徴。
脂ののりがよく、それでいて後味がさっぱりしているのが魅力です。
日本の養殖技術によって、給餌の管理や水質のチェックが徹底されており、抗生物質の使用を最小限に抑えた安全性の高いサーモンとして知られています。
安心して生食できる品質のため、刺身や寿司にもぴったり。
◆ 一方で気をつけたい「チリ産サーモン」の現実
一方で、スーパーで最も多く流通しているのが「チリ産サーモン」です。
価格が安く脂ものっていて人気ですが、近年ではその環境汚染や抗生物質の多用が問題視されています。
チリでは狭い海域に大量のサーモンを密集させて養殖しており、病気を防ぐために多量の抗生物質が投与されています。
その使用量は日本の数百倍とも言われるほど。
さらに、汚染された餌や環境によって水銀や残留物質のリスクも指摘されています。
もちろん、すべてのチリ産が危険というわけではありませんが、やはり安心して生で食べたい場合は国産が理想的です。
その点、絹姫サーモンは日本の厳しい品質基準をクリアしており、味・香り・安全性のすべてがバランス良く整った“食べて美味しく、身体にもやさしいサーモン”と言えます。
◆ 今日のディナー:絹姫サーモン尽くし定食
今日の夕食は、そんな絹姫サーモンをメインにしたちょっと贅沢なディナーです。

● 絹姫サーモンフライ 〜ブロッコリースプラウト入り自家製タルタル〜
まずはフライ。
衣をサクッと揚げると、中からしっとりとした絹姫サーモンのピンク色があらわれます。
脂が上品で、油に負けない旨み。冷めても臭みがまったく出ません。
タルタルソースにはブロッコリースプラウトを加えて、栄養と爽やかな辛みをプラス。
玉ねぎやピクルスの酸味と合わさって、後味がさっぱりと仕上がりました。
外はカリッと、中はとろけるような口どけ。
「これが国産サーモンの実力か…!」と思わずうなりました。
● 絹姫サーモンのお刺身 〜手巻き風スタイルで〜
続いてはシンプルにお刺身で。
見た目からして透明感のある鮮やかなオレンジ。脂はしっかりのっていますが、食べてみると不思議と軽やか。
身が引き締まっていて、口に入れた瞬間とろっと溶けていくのに、後味はキレがある。
海苔を添えて手巻き風にして食べるのもおすすめ。
白ご飯と一緒に食べても、刺身の旨みが負けません。
スーパーで買うチリ産サーモンの脂っぽさに慣れていると、この清涼感には驚くと思います。
● 切り干し大根サラダ(人参・きゅうり入り)
和食の定番「切り干し大根」を、今日はサラダ仕立てに。
戻した大根に人参ときゅうりを加えて、シャキッとした食感を楽しめる一品にしました。
さっぱりしているので、脂のあるサーモン料理とのバランスがちょうどいいです。
● マロニータマゴサラダ
マロニーちゃん、ウインナー、ゆで卵をマヨネーズと醤油で和えたオリジナルサラダ。
ぷるっとしたマロニーに卵のまろやかさ、ウインナーの塩気が加わって、意外とクセになる美味しさ。
● かぼちゃの煮物&なめこの味噌汁
副菜には、やさしい甘さのかぼちゃの煮物。
ほっとする味わいで、サーモンのコクをやわらかく受け止めてくれます。
味噌汁にはなめこを入れて、とろみと香りをプラス。
和食の温かみが一気に広がりました。
◆ 食べて感じた「国産サーモンのちから」
絹姫サーモンは、ひと口ごとに“日本の水のきれいさ”を感じるような、澄んだ旨みがあります。
脂はしっかりしているのに、後味はまったく重くない。
チリ産とは明らかに質が違います。
たとえば同じフライでも、チリ産サーモンだと油っぽさが残るのに対して、絹姫サーモンは揚げても軽い。
それだけ新鮮で、脂の質が良い証拠だと思います。
刺身でも加熱でも楽しめる万能サーモン。
これを機に「国産サーモンって本当に美味しいんだ」と再認識しました。
◆ まとめ
見た目にも華やかで、味も上品。
「国産サーモンの底力」を感じるディナーでした。
これからサーモンを買うときは、ぜひ絹姫サーモンをチェックしてみてください。
安心・安全・そして何より美味しい、特別な一品です。