マレ街歩きの続きです。
相変わらず街にはとにかく人が多い!
観光地というより、「人が暮らす街」という雰囲気が強く、
歩いているだけで活気を感じます。
建物もカラフルなものが多く、
パステルカラーの外壁や、少し年季の入った建物が混在していて、
見ているだけで楽しい街並みです。
突然のスコール!雨宿り作戦
そんなふうに歩いていると……
突然、ザーッと雨が降ってきました。
さすがモルディブ。
南国らしい、前触れのないスコールです。
傘をホテルに置いてきた私たち。
慌てて近くにあった、
コンビニのような小さなスーパーマーケットに駆け込みました。
小さいけれど、なんでも揃うローカルスーパー
中に入ると、想像以上に清潔感のある店内。
こぢんまりとしていますが、
調味料、お米、飲み物、スナック類
など、生活に必要なものは一通り揃っています。

お米のコーナーを見てみると、
並んでいるのは長細いバスマティライスばかり。

日本米は見当たりませんでした。
やっぱり主流はバスマティライスなんですね。
香りもよくて、本当に美味しいですよね。
気になるローカルフード発見!
店内を見ていて、特に目を引いたのが
手作りスイーツ&ホットスナックのコーナー。


ドーナツやサンドイッチなどがずらりと並んでいて、
どれも素朴だけど美味しそう。
せっかくなので、
見たことのないものを食べてみよう!ということで選んだのが、
「Kulhi Boakibaa(クルヒ・ボアキバー)」
お会計ではドルを使ったのですが、
おつりはモルディブの紙幣ルフィアで返ってきました。
初ルフィア!
記念にもなるし、ちょっと得した気分です。
Kulhi Boakibaa(クルヒ・ボアキバー)とは?
Kulhi Boakibaa(クルヒ・ボアキバー)は、
モルディブの伝統的な魚のケーキ。
見た目はケーキやキャセロールのようですが、
甘いものではなく、塩味のローカルフードです。
主な材料は、
ツナ、すりおろしたココナッツ、米(または米粉)、玉ねぎ、唐辛子、カレーリーフ、ショウガなどの香辛料
これらを混ぜて焼き上げたもので、
外は香ばしく、中はしっとりした食感が特徴。
地元ではとても人気があり、
普段のおやつやお茶請けはもちろん、
ラマダン明けやお祝いの席でも食べられるそうです。
まさにモルディブの日常の味ですね。
実食!…想像以上に辛い!!
さっそく食べてみると……
辛い!!!!!
日本のカレー味を想像していたのですが、
それとはまったく違う、
ツーンと脳を突き抜けるような辛さ。
唐辛子のストレートな刺激が強烈です。
でも、不思議とただ辛いだけではなく、
ツナの旨みとココナッツのコクがしっかり感じられて、
「これはこれで美味しい…!」となりました。

少しずつ食べる分にはクセになる味です。
突然のスコールから始まった雨宿りでしたが、
思いがけずローカルスーパーと伝統フードを体験できて、
とても印象に残る時間になりました。
リゾートだけでは分からない、
暮らしの中のモルディブを少しだけ覗けた気がします。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう♪
