この日は少し特別な日の外食。
今回はずっと気になっていた、人形町の名店「玉ひで」に行ってきました。

ここは日本橋人形町で260年以上続く軍鶏料理の老舗。
あの石原慎太郎をはじめ、多くの著名人が訪れていることでも知られており、「一度は行ってみたい」と思っていたお店です。
江戸時代から続く伝統の味を、現代でもしっかり守り続けているというのが本当にすごいところ。
特に有名なのが“元祖親子丼”。親子丼発祥のお店とも言われていて、期待が高まります。
玉ひでってどんなお店?
玉ひでは、江戸時代・宝暦10年(1760年)創業の超老舗。
軍鶏料理専門店として、長い歴史の中で磨かれてきた味が魅力です。
一般的な鶏肉とは違い、軍鶏は旨味が濃く、歯ごたえがしっかりしているのが特徴。
その軍鶏を使った料理はどれも深みがあり、「素材の力を感じる料理」という印象でした。
店内も落ち着いた和の雰囲気で、老舗らしい品の良さがありつつも、どこか温かみのある空間。


特別な日にもぴったりです。
コース内容
■ しぐれ煮

最初に出てきたのがしぐれ煮。
しぐれ煮って甘いイメージがあったのですが、これは甘さ控えめで大人の味。
軍鶏の旨味がしっかり感じられて、いきなり「普通の和食じゃない」と気付かされます。
しっかりした味なのにくどくない、絶妙なバランスでした。
■ 軍鶏スープ

一口飲んでびっくり。
とにかくコクが深いのに、驚くほどすっきりしています。
脂っこさは全くなく、体にじんわり染み渡る感じ。
「これだけで満足できるレベル」と思うくらい完成度が高く、最初の一杯として最高でした。
■ 珍味(燻製3種)

・白レバーの燻製
・半熟卵の燻製
・ささみの燻製
これはかなり印象的な一皿。
白レバーはとろっと濃厚で、燻製の香りが加わることでまるで高級パテのような味わい。
半熟卵は中がねっとりしていて、燻製の香ばしさと相性抜群。
ささみはしっとりしていて、淡白ながらも香りでしっかり満足感があります。
それぞれ個性がありつつ、統一感もある。
お酒が飲めたらもっと楽しめそう…と思う一品でした。
■ 一品(お麩と豆腐の煮物)

大きなお麩と豆腐の優しい煮物。
ここで一気に“和の落ち着き”が来ます。
出汁がとにかく優しくて、体に沁みる系の美味しさ。
お麩はじゅわっと出汁を含んでいて、噛むたびに旨味が広がる。
豆腐もなめらかで、ほっとする一品でした。
■ 川俣しゃも小鍋+玉子

ここがメインのひとつ。
一人前サイズの小鍋ですが、しっかり満足感があります。
軍鶏の身はやはり弾力があって、噛むほどに旨味が出るタイプ。
出汁と軍鶏の旨味が合わさって、シンプルなのに深い味わい。すき焼き風の味付けでした。
そこに玉子を絡めると、一気にまろやかさが加わってまた違う美味しさに。
「これが本物の軍鶏か…」と感じる一品でした。
■ 元祖親子丼(小)

ついに登場、名物の親子丼。
一口食べた瞬間、
「今までの親子丼と違う」とはっきり分かります。
卵はとろとろすぎず、絶妙な半熟加減。
軍鶏はしっかりとした食感で、噛むほどに旨味が広がる。
そして出汁の味がとにかくしっかりしています。
結構濃いめの味付けに感じましたが個人的には好きでした。
“元祖”と言われる理由に納得です。
■ 御新香
シンプルながら、口の中をリセットしてくれる大事な存在。
しっかり味のある料理が続く中で、ちょうどいいアクセントになっていました。
■ デザート

最後はいちごが登場!真っ赤で甘かったです。
フルーツなので、コース料理をしっかり食べたあとでも重たくならずに締められるのが嬉しいポイント。
コース全体のバランスの良さを感じました。
まとめ|「一度は行くべき」理由が分かる名店
玉ひでは、ただの老舗ではなく、
・軍鶏の旨味の強さ
・出汁の繊細さ
・一品一品の丁寧さ
どれをとってもレベルが高く、
「長く続く理由がある」と実感できるお店です。
特別な日や、ちょっと贅沢したい時にぴったり。
気になっている方は、ぜひ一度行ってみてほしいです。
