こんにちは♪女爵芋です!
今日は「東京国立近代美術館」に行った日のことを書きたいと思います。
竹橋駅からすぐ、皇居のそばに佇む東京国立近代美術館。
以前から気になっていた場所で、この日はようやく訪れることができました。
都会の真ん中にありながら、建物の周囲には緑が多く、静かで落ち着いた雰囲気。
入口をくぐった瞬間、日常の喧騒から切り離されるような感覚に包まれます。


戦争を描いた作品たち
展示室を進んでいくと、まず印象的だったのは戦争にまつわる美術品の多さでした。

油絵や版画、写真、ポスターなど、どれもその時代を生きた人々の目線で描かれたもの。
燃え上がる街の風景や、戦地へ向かう兵士、残された家族の姿。



直接的な表現もあれば、抽象的に“悲しみ”や“祈り”を描いた作品もあり、
ただ「鑑賞する」というよりも、“感じ取る”展示でした。
静かな空間の中で、作品と向き合っていると、
当時の空気の重さや、人々の思いが伝わってくるようで、
自然と足取りがゆっくりになります。
「美術」という形を通して戦争を記録し、次の世代に伝えていく。
その力強さと尊さを改めて感じました。
近代美術の中にある“人の営み”
他にも、戦後の復興期を描いた絵や、抽象的な現代アートも多く展示されていました。


どの作品も、単なる「作品」ではなく、時代の息遣いが感じられます。
変わりゆく社会の中で、人が何を思い、どう生きたのか。
その“記録”としてのアートに、思わず心を奪われました。
「大きな美術館」というよりも、“作品と静かに向き合う場所”という言葉がぴったりです。
少し休憩を
館内をゆっくり見て回ったあと、
2階あるレストランでランチ休憩をしました。
(この日の食事については、また別の記事で詳しくご紹介しますね♪)
窓から見える皇居の緑を眺めながら、
静かに流れる時間に身を委ねる──。
展示を観たあとの余韻を味わう、穏やかなひとときでした。
芸術に触れる時間の大切さ
久しぶりの美術館でしたが、
改めて“芸術に触れる時間”の豊かさを感じました。
作品を通して、過去の出来事や人々の思いに触れることで、
自分の中の価値観や感性も少しずつ磨かれていく気がします。
静かで深く、心が落ち着く一日。
また季節が変わった頃に訪れてみたいと思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう♪
女爵芋でした!
