こんにちは♪
今日は、フィオーレの森の中に佇むフレンチレストラン
フランセーズ ラ・ポルテ に行ってきた時のレポです。

東急田園都市線「溝の口駅」、JR南武線「武蔵溝ノ口駅」から徒歩約7分。
駅前の賑やかさを抜け、緑に包まれたフィオーレの森へ足を踏み入れると、そこだけ少し空気が変わるような、穏やかな時間が流れています。


扉を開けると、天井が高く、自然光がたっぷり差し込む開放感のある空間。
広々とした店内ですが、机はぎっしりと並び、なんと満席。
その光景だけで「これは間違いない」と期待が一気に高まりました。
■お出迎えの一皿
まずは、目にも楽しいアミューズから。
・そばの実のロワイヤル(洋風茶わん蒸し)
・フォアグラのマドレーヌ
・炙りカツオ ガスパチョのソースと生姜のグラニテ
ひと皿に三つの世界観。
ロワイヤルは、そばの実の香ばしさと優しい出汁感。
口当たりはなめらかで、ほっとするのに、しっかりフレンチ。
フォアグラのマドレーヌは、外はふんわり、中は濃厚。
甘さと塩味のバランスが絶妙で、小さいのに存在感がすごい。
炙りカツオは、ガスパチョの爽やかな酸味と、生姜のグラニテの清涼感が重なり、口の中が一気に夏の海へ。
温度差・食感・香りのコントラストが楽しく、最初から心を掴まれました。


■前菜料理1
・スペシャリテ 信州サーモンと北海ズワイガニ、彩り野菜を生ハムで包んだケーキ仕立て
こちらはまさに芸術作品。
断面が本当に美しく、宝石箱のよう。
信州サーモンの艶やかな色、ズワイガニの白、野菜の鮮やかさ。
それを生ハムで優しく包み込んだテリーヌ仕立て。
素材一つひとつが丁寧に下処理されているのが分かる繊細な味わい。
そして、それぞれ単体でも美味しいのに、口の中で合わさると一気に完成されたハーモニーへ。
正直、この一皿だけでも来る価値があると思いました。
“スペシャリテ”と呼ばれる理由に、深く納得。

■前菜料理2
・築地より魚介のタルタル 大根のヴァヴァロア コンソメジュレをかけて
ガラスの器に、美しく重なる層。
魚介のタルタルは瑞々しく、フレッシュ。
その上に重なる大根のヴァヴァロアは、驚くほどなめらかで、ほのかな甘み。
仕上げのコンソメジュレが全体をまとめ上げ、味に奥行きを与えます。
食感の重なりがとても繊細で、まるで静かな音楽を聴いているような一皿でした。

■本日のポタージュ
・フランス産マッシュルームのポタージュ
一口飲んだ瞬間、広がる芳醇な香り。
マッシュルームの旨みが凝縮されていて、クリーミーなのに重くない。
丁寧に裏ごしされたであろう滑らかさに、思わず目を閉じてしまうほど。
寒い日なら、これだけで幸せになれるスープです。

■メイン料理(お魚)
・竹岡産スズキのポワレ ― 甲殻類のソース ―
皮目はパリッと、身はふっくら。
スズキの淡白な旨みに、濃厚な甲殻類のソースが絡むことで、一気にリッチな味わいに。
ソースが本当に美味しくて、パンが止まりませんでした。
焼き加減の絶妙さに、プロの技を感じます。

■メイン料理(お肉)
島根県産黒毛和牛A5ランク モモ肉のグリエ
艶やかな焼き色。
ナイフを入れると、すっと抵抗なく切れる柔らかさ。
モモ肉なので脂は控えめですが、A5ならではの上質な旨みがしっかり。
噛むたびに広がる肉の甘み。
重たすぎず、最後まで美味しく食べられる絶妙なバランスでした。

■デザート
・沖縄産やんばる黒糖クレームブリュレ

・フォンダンショコラ

黒糖のブリュレは、香ばしい表面を割る瞬間が楽しい。
中はとろり。黒糖のコクが優しく広がります。
フォンダンショコラは、ナイフを入れると中から濃厚なチョコレートがとろり。
甘すぎず、大人の味わい。
最後まで手を抜かない構成に感動。
コーヒーまでしっかり美味しく、コース全体の完成度の高さを感じました。
全体の感想
一皿一皿に、丁寧な仕事と美意識が感じられるレストラン。
奇をてらうのではなく、素材の良さを最大限に引き出し、組み合わせで魅せる。
そのバランス感覚が本当に素晴らしい。
満席なのも納得です。
特別な記念日はもちろん、
「今日はちゃんと美味しいものを食べたい」そんな日にぴったりのお店。
溝の口で、こんな本格フレンチに出会えるなんて。
また季節が変わったら、違うメニューも味わってみたいと思います。
ごちそうさまでした♡
