モルディブ新婚旅行⑧|リゾートだけじゃないモルディブ!マレ市街を歩いて感じたこと

女爵芋

ホテルの外に出て、マレの街を歩いてみることにしました。

空はどんより曇り空。

でも雨は降っていない…今のうちに行くしかない!ということで、早速GOです。

時刻は朝8時過ぎ。

まだ早い時間にもかかわらず、街にはすでに人の気配があり、

カフェやスーパーマーケット、雑貨屋さんなど、意外と多くのお店が営業していました。

「朝、早っ…!」

日本よりも一日のスタートが早い印象です。

観光地だから、というのもあるのかもしれません。

街を歩いてまず感じたこと|意外な“安全運転”

東南アジアの道路では、クラクション鳴りっぱなし、車線無視、バイクが縦横無尽…などやりたい放題。

モルディブも近隣なので東南アジアのような道路のイメージを持っていたのですが、かなり違いました。

街の至るところに減速用の段差が設置されていて、

自然とスピードを出しすぎない構造になっています。

実際に走っている車やバイクも、

どこか落ち着いた運転で、危険な印象はほとんどなし。

さらに、検問もあり、警察がしっかり機能している様子。

「観光地=ゆるい」という感じではなく、

きちんと秩序が保たれているのが印象的でした。

車とバイクだらけ。自転車は見かけない

街中はとにかく車とバイクが多い。

逆に、自転車はほとんど見かけません。

マレは20分も歩けば端に着いてしまうほど小さな島。

それでもこれだけの車両が必要なのか…?と少し不思議に。

強い日差しや、突然のスコールという気候の影響もあるのかもしれませんし、

車移動が女性への宗教的配慮という側面もあるのかな?とも思いました。

とはいえ、

たくましくバイクを乗り回すブルカ姿の女性もよく見かけたので、

宗教的理由というのは、ちょっと深読みしすぎかもしれません。

それにしても、

どこを見てもバイクがきれいに整列駐車されている。

このあたりからも、モルディブの人々の規律正しさが伝わってきます。

ゴミは多め。でも理由を考えると…

正直に言うと、

街中にはゴミがかなり落ちていました。

「えっ…?」と思ったのですが、

この人口密度を考えると、掃除が追いつかないのも無理はないのかもしれません。

マレは世界でも有数の人口密度の高い都市。

限られた土地に、これだけの人が暮らしているのですから、

インフラや清掃の負担は相当なものなのでしょう。

海の国なのに、潮の香りがしない

そして、個人的に一番意外だったこと。

まったく潮の香りがしない。

これだけ海に囲まれた島なのに、

街中に一歩入ると、潮の匂いを感じません。

高密度のビル群が風を遮っていることが理由かもしれません。本当に隙間がないくらいビルが建っているので。

「リゾートのモルディブ」と「生活のモルディブ」は、

本当に別の場所なんだなぁ…と実感しました。

犬がいない国。イスラム教の文化

もうひとつ気づいたのが、犬を一切見かけないこと。

モルディブはイスラム教国。

お酒や豚肉の持ち込みがNGなのは知っていましたが、

実は犬もNGだということを今回初めて知りました。

気になって調べてみると、

イスラム教が成立した7世紀頃、狂犬病が流行しており、

犬の唾液に病原菌があると考えられていたことから、

犬は「不浄な存在」とされるようになったのだそうです。

イスラム教では「清浄(タハーラ)」を保つことがとても重要で、

犬に舐められた場合は、水と土(砂)で7回洗うという教えもあるほど。

そのため、モルディブでは基本的に犬はいません。

犬好きな私としては少し寂しいですが、

夜に野犬を気にしなくていいという点では、安心感もありますね。

猫はたくさんいます。

その代わりと言っていいのか、

猫はたくさんいました。

街のあちこちでのんびりしている野良猫たち。

人にも慣れている様子で、なんだか穏やかな空気でした。

マレ歩きはとってもおすすめ!

リゾートのイメージとはまったく違う、

人が暮らす「リアルなモルディブ」。

短い時間の街歩きでしたが、

たくさんの発見があり、とても印象に残りました。

次回もマレ街歩きの続きをお届けします。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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