こんにちは。
ついに、帰りのシンガポール航空の飛行機に乗り込みました。
ボーディングブリッジを歩きながら、
「本当に終わるんだなあ…」という実感が、じわじわ湧いてきます。
正直に言うと、
帰りたくない!!!笑
あまりにも、居心地がよすぎた。
あまりにも、現実とかけ離れた時間だった。
それでも泣いても笑ってもこれが、新婚旅行最後のフライトです。
最後の機内食、最後まで噛みしめる時間
席に座り、シートベルトを締める。
見慣れたはずの機内の景色なのに、今日は少しだけ特別に見えました。
最後の機内食。
私は牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、
夫はシンガポール風チキンライスを選びました。
「どっちも絶対美味しいやつだよね」
そんな会話をしながら、料理が運ばれてくるのを待ちます。
まずは、サテ。

このサテ、何度食べても感動する美味しさ。
香ばしく焼かれたお肉に、甘いピーナッツソース。
この甘さがくどくなくて、むしろクセになる。
“機内で出てくる前菜”という枠を完全に超えていて、
「またこれを食べられるのが嬉しいね」と、思わず笑顔になりました。
前菜すら、記憶に残る完成度
続いて前菜。

酸味がしっかりきいていて、口の中が一気にリセットされます。
ジャガイモのスライスサラダが敷かれていて、
そのサクサクした食感が心地いい。
長時間のフライト中でも、こういう軽やかな一皿があると、
体も気持ちも楽になります。
そして、ついにやってきました。
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。

トレーいっぱいに盛られたお皿を見た瞬間、
思わず「多っ!」と声が出ます。
見た目からして、すでに豪華。
ナイフを入れると、驚くほど簡単にほぐれて、
口に運ぶ前から“これは美味しいやつだ”と分かる感じ。
ひと口食べた瞬間、
赤ワインのコクと旨みが一気に広がって、
お肉はほろほろ。
間違いなく、
今まで食べた機内食の中で1番美味しかったです。
(๑•̀ㅂ•́)و✧
「これ地上のレストランでも普通に出せるよね」
そんな話をしながら、最後まで大事にいただきました。
夫が選んだシンガポール風チキンライスも、本格的。

ナンプラーの香りがしっかりしていて、
ジャスミンライスのふわっとした食感が最高でした。
「現地で食べるのと変わらないね」
そう言いながら、アジアの余韻をもう一度楽しみます。
デザートはフルーツとケーキ。


食後のコーヒーを飲みながら、
少しずつ、旅が終わっていくのを感じていました。
揺れない空、静かな時間
シンガポール〜羽田間は、揺れがほとんどなく、
本当に穏やかなフライト。
窓の外を眺めたり、
これまで撮った写真や動画を見返したり。
「あの海、やばかったね」
「サンセット、きれいだったよね」
「朝ごはん全部美味しかった」
一つひとつ思い出を確認するように、
ゆっくり言葉にしていきます。
それは、
ただの思い出話というより、
記憶を心に刻む作業みたいでした。
あっという間の到着、そして現実へ
気づけば、着陸態勢。
本当に、あっという間です。
機内アナウンスを聞きながら、
「もう終わりなんだな」と、少しだけ寂しくなりました。
こうして、
私たちの新婚旅行は終わりました。
新婚旅行を終えて、今思うこと
一生に一度の新婚旅行。
出発前は、
不安も、迷いも、正直たくさんありました。
本当に行って大丈夫かな、
ちゃんと楽しめるかな、
疲れないかな、
色々考えすぎていたと思います。
でも、終わってみて思うのは、
行って本当によかった。
豪華なホテルや、綺麗な海ももちろん素晴らしかったけれど、
何より印象に残っているのは、
「何もしない時間」を、夫と一緒に過ごせたこと。
同じ景色を見て、
同じ空気を吸って、
同じ瞬間に感動する。
それを“夫婦として”経験できたことが、
何よりの宝物になりました。
この旅があったから、
これから先、
忙しい日常の中でも、
ふとした瞬間に心が戻れる場所ができた気がします。
新婚旅行は終わったけれど、
ここからが本当のスタート。
またいつか、
今度は少し大人になった私たちで、
もう一度モルディブに帰ってこられたら。
そんな願いを胸に、
現実の世界へ戻ります。

——完——
