1935年創業の江戸前寿司と寿司懐石のお店『銀座久兵衛』。
予約をしていたおかげで入れましたが、予約しないと入れない可能性が高いので事前に予約しておくことをお勧めいたします。
ちなみに私は2020.2月の木曜日に行ってきました。
安倍首相が先日行かれた、というお話があったり、北大路魯山人や志賀直哉、吉田茂も愛した名店ということでとても興味がありました。
前々から気になっていて、行ってみたいと思っていたので、高級店ということで躊躇はしたものの思い切って行ってみることにしました。
せっかく行くのだから、いつもみたいにただ食べに行って感動するだけだともったいないので、ちょっと九兵衛について調べてから行くことにしました。
すると、“「鮨」は本来、お米を利用した川魚の貯蔵法だった” なんてことは全然知りませんでした。
いや~、昔の方々の知恵は本当にすごいな、と改めて感じました。
せっかく来たので「鮨懐石 魯山人 30,000 円」のコースを頼み、お酒と一緒に堪能させてもらいました。
新鮮なネタに砂糖を使わないシャリのうまさが絶妙です。
銀座九兵衛ではどのネタも美味ですが特に大トロ、ウニ、あなごは絶品!という情報があったので、楽しみにしてました(^^♪
にぎりは一口で食べられるサイズをポリシーにしているとのこと。たしかに食べやすかったです。
そして久兵衛の名物はあなごらしく、塩と煮詰めで出されます。
ガリもシャリと同様に砂糖を一切使っていないので、甘くなく酸味が効いていて今まで食べたことのない感覚を得られました。
私的には後の方に出てくる“たまご”なんかも感動しました。
車エビも頭からしっぽまですべて使って無駄なくおいしく調理してくれるので、食べていて車エビに対して“感謝”の気持ちが出ました(笑)
なんかこの車エビとかのおかげで自分は生かされているんだ、車エビの命を無駄にしないようにしよう、自分の命を車エビの分まで大切に生きよう、とか普段考えないようなことがよぎるくらい感動したので、これだけでも九兵衛に来たかいがあったように思いました(笑)←私って変な人ですよね(^^😉
いつも思うところですが、知る人ぞ知るような人気店、有名店は些細なもの一つとっても違うと思います。一般的はサブと思われるどんな料理であろうと、こだわって作っているのだと思います。
たしかに費用的には高いですが、高いだけあって行ってみるだけの価値は十分にあると思いました。
今度両親も連れていきたいな、と思います。
ぜひ自分へのご褒美に行ってみてくださいね(^^)
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