勝ち続ける意志力 を読んで

この本は知人に紹介された本で読もうと思って買ってはいたもののまだ読んでいなかったので読んでみました。

今やe-sportsといってゲームの大会で優勝者には数億円賞金が出るとは聞いていたのですこし興味はありました。絶頂期は22歳くらいがピークの世界でこの前の優勝者も17歳くらいと聞いていました。

いざ読んでみると、Evolution2004のストⅡの大会で大逆転した時のことから話題が始まります。思わずYouTubeでその動画を見てみました。すると大逆転劇というかぞっと来るような感動を感じることができました。。

著者の梅原さんとは共通点が多く、共感できながら読み進めることができました。

お姉さんがいてとても優秀らしく「日本国憲法前文」を丸暗記するのに3回くらい読んで覚えてしまったとのこと。

ご両親も立派で、勉強を強制せず、特にお父さんが好きなことをとことんやれ、という考え方だったらしく、この時代にゲームばかりしている子供を叱らないで子供を信じてやりたいことをやらせてあげる、というスタンスはすごいと思いました。ゲームは楽しいものの、当時は世間体からも正当化されるものではなかったと思うので、本人もそれに一途に取り組んでいることにずっと悩み続けていたのが読んでいて至る所で書かれていました。

私が読んでて響いた言葉を列挙していきたいと思います。

・「勝つ」という言葉は、「結果を出す」と言い換えること。

・誰に見せても恥ずかしくない努力をしている

・地道な研鑽が大切だ。一夜漬けでどれだけ頑張っても、好きで細かい積み重ねをしてきた人間には勝てない。

・行動を惜しまない

・相手を弱くすることよりも、自分が強くなることの方が大事。

・気になったことは必ずメモするようにしている。

・勝ち続けるためには、一つの問題に対して深く考えなければならない。既成概念を捨てて、視点や角度を変えながら徹底的に原因を究明する。

・失敗ばかりを恐れ、何もしないというのが一番いけない。

・目標に過ぎない大会に固執せず、目的である自身の成長に目を向けている。それが「勝ち続ける」ことにつながってくる。

・継続できるサイクルを作ることは、あるいは意識の変化と同等か、それ以上に大事なことではないかと思っている。

・だから1日1日、少しの変化で満足できる自分でありたい。継続することが大切だと感じる自分でありたい。

・若いうちにしかできないことがある

・全盛期はいま、そして未来

・今日よりも明日がよくなければ、何のために努力しているのか分からない

・満足すると成長は止まる

とにかくすごくストイックでやると決めたらとことんやる!というスタンスはできる人の共通点だと思いました。継続して、質を考え、どんどん行動し、よーーーく考え抜く。周りの目なんて関係ない。自分を信じて努力し続ける、自分もぜひ見習いたい部分は実践していきたいと思いました。

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