こんにちわ!Ryuです^ ^
今回は『大本山永平寺で坐禅体験』をしてきました( ^ω^ )
初めて聞く言葉ばかりだったので、用語はほぼすぐ忘れたので少しでも忘れないように書き記します。
雲水さんが丁寧に分かりやすく説明してくれたのでとても有難かったです( ^ω^ )
座禅は以前より、アップルの創業者のスティーブ・ジョブズさん、マイクロソフトの創業者のビル・ゲイツさん、モデルのミランダーカーさん、など錚々たる著名な経営者や有名人の多くが、実践されていることは知っていました。
ですので禅、マインドフルネス、瞑想については前々から興味がありましたのでとても良い体験になりました。
禅の思想が日本に入ったのは飛鳥時代とされ、広がりを見せたのは鎌倉時代とされています。
その日本の禅においての広がりに大きく関与したとされている人物が、臨済宗の日本における開祖である栄西(えいさい)と、曹洞宗の日本における開祖である道元(どうげん)です。
修行観が、曹洞宗は『黙照禅(もくしょうぜん)』と言って、
ただ黙々と坐禅する事によって人が持つ仏としての心性が表れ、仏徳が備わる。
というものらしいです。
座禅の組み方も、曹洞宗は“壁に向かって座禅を組む“方法です。
合掌(がっしょう)は
両手のひらを合わせて指をまっすぐそろえます。
指の位置は鼻の位置になるくらいにし、拳一つ分くらい開けるようです。
そして肘も広げてました。
叉手(しゃしゅ)は
左手の親指を内にして握り、手の甲を外に向けてみぞおちあたりに軽く当て、右手のひらで覆います。
右手の親指で左手の親指を内にして握っている部分の凹みに蓋するように置きます。
立っている時や移動している時は常に叉手の状態でいてください、と雲水さんから言われました。
入堂では雲水さんたち以外は左側からしか入っては行けないらしく、ご本尊さまの前を距離はあるものの横切らないといけないため、ご本尊さまの前を横切る時は合掌して一礼しそのまま頭を下げたまま通ります。
入堂の際は、叉手にし、入口の左側の柱(襖・障子等)のそばを、柱側の足[左足]から入ります。これは少しでも足を踏み入る時、ご本尊さまから離れた方の足から入り、目立たないようにするためなのだそうです。
入ったら一つ目の線の前で立ち止まり、坐禅堂のご本尊さま[聖僧(しょうそう)さま]に合掌し、頭を下げます[合掌低頭(がっしょうていず)]。そして叉手にもどし、自分の坐る位置[坐位(ざい)]に進む前に、また線の前で立ち止まり、合掌し、頭を下げてから、叉手に戻して通ります。
こういった細かな配慮をしてルールに乗っ取り行動するところは仏教のすごいところだな、と感心させられました。
挨拶にも順番があり、
自分の坐る位置(坐蒲側)に向かって合掌低頭します(隣位問訊)。両隣の人への挨拶です。坐蒲は坐禅用のクッションです。
隣位問訊のあと、合掌のまま右回りをして180度回転し、向かい側に坐郎としている人に合掌低頭(対坐問訊)します。
【座禅の仕方】
まず、姿勢の取り方。
曹洞宗では、結跏趺坐(けっかふざ)と、半跏趺坐(はんかふざ)の、2つの座禅のしかたがあります。
結跏趺坐(けっかふざ)は、両方の足先を、ももの上にのせる座り方です。
これは、からだのやわらかい人向けみたいです。
私は体が硬くて、辛かったので半跏趺坐(はんかふざ)でやることにしました。
でも周りの方々も半跏趺坐でやっているようでした。
坐蒲(ざぶ)という、小さい枕のような物をお尻に敷くのですが、両膝が地面について、お尻と3点で安定するように座るとのことでした。ですので固定できるように座蒲の位置を調整しても良いとのことです。
手の組み方です。
曹洞宗では、法界定印(ほっかいじょういん)といいます。
右手の手のひらのうえに、左手の手のひらをのせます。指の第二関節同士を当てる感じと言われた。
つぎに、左右の親指を自然なかたちで、くっつけます。
この時、輪っかが楕円形となるようにするとのこと。
緊張しすぎても尖った感じの形になるし、気を抜いたり眠くなったりすると凹んできてしまったりするのでそうならないように、楕円形を維持するとのこと。
確かに坐禅をしている時、ふと意識が飛んだりして、親指が離れたりして形が何度か崩れてしまいました。
体験座禅は15分ほど行っていたらしいのですが、一日1分でもいいから毎日坐禅をやってみてほしい、と雲水さんに言われた。
雲水さんたちは、毎日40分の座禅を何クールか行うとのこと。
一度本格的な40分の座禅にも挑んでみてくださいと言われました。
下腹を引っ込めて胸を突き出し、頭を上から糸で吊られるように真っ直ぐにするとのこと。そして耳と方が一直線になるようにピンと伸ばすらしい。
目線は斜め45度くらい下を見るような感じで、と言われましたが、私は目を瞑って行っていました。
瞑想やマインドフルネスにも興味があるので、そちらも取り入れようと思って。
でも本当は目は開けたままの方が正しいようです。
呼吸の仕方も教えてくれました。
まずは大きく息を口から吐き切るように言われました。そして鼻から息を吸います。それを繰り返したら、次は鼻からの呼吸のみに切り替えていきます。
座禅では口呼吸はしないとのこと。鼻呼吸だけらしいです。鼻が詰まっていて鼻呼吸出来ない人はどうするんだろう・・・とふと思ってしまいました^^;
座禅中は暖房や清浄機?などの音なども全て雲水さんが消してくれて、本当に無音状態です。あんなに完全に無音状態の中で座禅を15分間もするなんて生まれて初めてだったのでとても貴重な経験になりました。
呼吸だけに集中しよう、と意識していてもしょっちゅう雑念や余計な考えが湧いてきてしまいます・・・。慣れてこれば呼吸のみに意識できるようになり、周りの音なども気にならなくなってくると、以前メンタリストDaigoさんもおっしゃっていましたが、まだまだ未熟者の私には難しかったです(>_<)
15分はあっという間に感じました!
座禅の前後には体を前後左右に動かしたりしてストレッチみたいなことをします。
左右揺振(さゆうようしん)と言って、上体を左右へ、はじめ大きく徐々に小さく揺らし、振り子が止まるように、中心で静止します。
その他にも色々と教わりましたが、ご興味のある方は、是非是非実際に体験してみてください。きっと貴重な経験になること間違いなしです!!
以上、永平寺で座禅体験をしてみたレビューでした( ^ω^ )
以上、参考になれば幸いです(o^^o)
自己評価(5段階中):4.7
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