トヨタテクニカルセンター下山を視察!“レクサスの聖地”で見た、未来のクルマづくり

おでかけスポット

先日、以前から気になっていたトヨタテクニカルセンター下山(Toyota Technical Center Shimoyama)へ行ってきました!

トヨタ自動車の株式を所有しているということもあり、今回は観光だけでなく株主としての視点も含めた視察の意味合いも兼ねて訪問です。

実際に見て感じたのは、「トヨタは本気で未来のクルマづくりを変えようとしている」ということでした。

山の中に広がる巨大施設、最新技術、開かれた開発環境…。想像以上のスケールに驚いたので詳しくレポしていきます。

トヨタテクニカルセンター下山とは?

トヨタ自動車株式会社が愛知県豊田市・岡崎市にまたがる山間部に整備した研究開発拠点で、2024年3月から本格運用が開始された施設です。

なんと敷地面積は東京ドーム約140個分

ここはGR(GAZOO Racing)とレクサスの開発拠点でもあり、“レクサスの聖地”と呼ばれることもあるそうです。

最大の特徴は、壁のないワンフロア設計

デザイン・設計・整備・評価といった開発工程が物理的に分断されておらず、約3,000人ものメンバーが同じ空間で連携しながらクルマづくりを進めています。

つまり、

走る → 壊れる → 直す → 分析 → 改善 → また走る

このサイクルを超高速で回せる環境が整っているわけです。


本当にこの山の中にあるの…?と思うほど奥へ進む

施設へ向かう道中はかなり山道。

「本当にこんな場所に最先端の研究施設があるの?」と思いながら車を進めていくと…

ありました。

とにかく広い。

そして建物の雰囲気が、いわゆる工場ではなく高級ホテルや美術館のよう。

研究施設というより、“未来のモビリティ空間”です。


一般人も入れる!?展示車が圧巻

入ってすぐの入口付近には、豊田章男さん(モリゾウ)がテスト走行中に壊したというGRヤリスも展示。

実際に使い、壊しながら鍛える——そんなトヨタらしい開発思想が伝わってきます。

レクサスの板金技術展示もあり、ものづくり好きにはかなり面白い空間でした。


未来感がすごい。コンセプトカーはまるで映画の世界

特に目を引いたのが、近未来的なデザインの展示車。

「これ、本当に車…?」と思うほど独特なフォルムで、まるでSF映画に出てきそう。

フロント部分は従来の大きなグリルがなく、滑らかで洗練されたデザイン。

EV時代を見据えたレクサスの未来像を感じました。

写真では伝わりにくいですが、実物はかなり迫力があります。

角度によってボディ表面の反射が変わり、車というよりアート作品のようでした。


レクサスRZも展示。現在のEVと未来のEVが並ぶ空間

その隣にはレクサスのEV「RZ」が展示。

ブラックボンネットやエアロパーツが装着された仕様で、高級感とスポーティさが共存しています。

未来のコンセプトカーと現在の市販EVが並ぶことで、

「今」と「これから」が一度に見られる展示でした。


社員食堂を一般利用!最新すぎる精算システムに驚き

この施設では、平日ランチタイム限定で一般人も社員食堂を利用可能なんです!

せっかくなので体験してきました。

好きな料理を選び、お盆に乗せて最後に精算するスタイル。

そして驚いたのが会計方法。

お盆を機械に置くと…

自動で金額が表示。

お皿の下に貼り付けてあるICタグを認識しているんですってー!最新技術を感じます。

朝食後であまりお腹が空いていなかったので軽めにしましたが、美味しい社食でした♪

売店ではお土産や焼きたてパンも販売されており、社員さんにも人気の様子。


ドライバーシミュレーターも!子どもも楽しめそう

施設内にはレース体験ができるドライバーシミュレーターも設置。

大人でもかなり楽しめそうですが、子ども連れならさらに喜びそうです。

研究施設という堅いイメージではなく、見て・体験して・知れる空間でした。


テストコースやダートコースに込められた“鍛える思想”

テクニカルセンター下山には、本格的な評価コースがあります。

第3周回路

ニュルブルクリンクを参考に設計された全長約5.3km、高低差75mのテスト路。

下山の自然地形を活かし、多彩なカーブやアップダウンを再現しています。

造成には10年を要したそう。

ダートコース

ラリーや未舗装路評価のために追加造成。

これは豊田章男氏(モリゾウ)の「もっとクルマを鍛えたい」という思いから計画外で追加されたものだとか。

横転するほど走り込みながら改良する。

その徹底した姿勢に、トヨタの強さを感じます。


株主として感じたこと|今後も保有したいと思えた理由

今回実際に訪れて感じたのは、

トヨタは単なる自動車メーカーではなく、“開発文化そのもの”に投資している会社だということ。

EV化が進み、自動車業界は大きな転換期にあります。

そんな中でも、トヨタはEVだけに振り切るのではなく、GRで「走る歓び」を追求し、レクサスで上質さを磨き、現場で壊しながら改良を続けています。

しかも、それらを組織の壁をなくして一体化している。

この姿勢を見ると、短期の流行ではなく長期視点で競争力を維持しようとしている企業だと感じました。

株価の上下や成長性だけを見ると迷うこともありますが、実際の開発現場や思想を見ると、

「こういう企業なら今後も応援したい」

そう思える視察でした。

単なる工場見学ではなく、未来のクルマづくりとトヨタの本気を体感できる場所

車好きはもちろん、株主の方にもおすすめです。

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